サッカー王子☆+゜
「彩華、行こっか。」
俺は彩華を連れて5組を出る。
「ッヒク。ヒック。」
「彩華・・・大丈夫か?」
「ッヒ。うん。ッヒ。大丈夫。」
俺たちは生徒会室に入って、ソファに座った。
「おい、黒屋どうしたんだよ。」
「良、氷とってくんね?彩華の頬腫れてる。」
「あっ、あぁ。」
良にもらった氷で彩華の左頬を押さえた。
「大丈夫か?」
「うん。」
彩華は俺にもたれかかって泣いている。
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