【幼なじみの恋愛事情】
本当に大切な人

★翔side

研修合宿が終わり、季節は冬。

「この紙に、志望校を書いて月曜日までに提出してください」

この時期になると、もう受験を意識をしなければならない。

進学校のこの学校は、もちろんのこと

自分の意識も受験を考えなければならない。

1年前に志望校を考えては、対策に遅すぎる。

だから、2年前の今からしっかり対策をして受験の時にあわてることのないようにするというものだ。

もちろん、進学率100%を誇るこの学校は、そんなことなんて当たり前に思っている。

「お前、大学どこにすんの?」

優馬から、志望校について聞かれた。

「別に、どこでも良いけど。六大のどれかには行きたい」

「だよな、俺も。でも、お前ならサッカー推薦来るよ」

そんなこと考えてもなかったな。

時期に、プロにはなりたいが…。

今は、プロになれなかった時のためにも進学を優先するべきだと思っていたが……

いきなり、それを言われると頭を悩まされる。

「俺は、進学してからプロに進もうかなって思ってるからさ。そっちの方が、安心だしな」

「だよな。つかさ、美里も六大希望なのかよ」

「多分な。昔から、アイツとは進路の話はしないんだよ。だから、ただの予想だけどな」

ただ、テニスという大きな問題がある。

みーは、ああ見えてテニスの腕前はピカ1だ。

もちろん、テニス連に目をつけられてるのは間違いない。

ただ、プロの世界は甘くはないとみー自身が実感してるはずだ。

中学の頃、日本の選抜チームに選ばれたのだが自分の実力はまだまだだと実感したらしい。

だから、もしかしたら……

留学するとか言いだすかもしれない。

もし、留学すると言ったら……

俺は、どうするのだろうか。


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