【幼なじみの恋愛事情】

★翔side

今日の帰り、森本とみーが一緒に帰っているのを見かけてしまった。

みーのタイプにピッタリな男だ。

美男子で、背が高くでしゃばりすぎず、頭がいい、運動神経もいい。

しかも、剣道部。

俺とは、真逆な男だ。

なんで、俺美男子で生まれなかったんだろうか。

なんでだろう。

「ああ、マジでむかつく」

そう叫びながら、ベットに転がった。

机の上にある写真立てに目が行く。

小学校1年生の時、大きなランドセルをしょって手をつないで校門の前で撮っている写真。

中学1年の入学式の写真。

そして、中学3年の卒業式の写真。

年を重ねていくうちに、二人の距離が少しずつ離れていっている。

なんだか、さみしくなる。

俺ら、これからまた距離ができてくるのかな。

それだけは、いやだな。

だって、俺はずっとみーのそばにいると決めたから。
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