僕とみつばち
ピピピピピ…。
僕の携帯が鳴った。
メールだ。
from:ハルカ
なにやってんのー?
またどうせタクヤとばっかり遊んでんでしょ!
週末呑もーぜー!
ハルカは僕の女友達だ。互いに異性として意識したことはなく、また、何となく意識してはいけないような気もしていた。
美人で勝ち気な彼女は、恋多き女でもあった。
現に、タクヤともそういった関係になりかけもしたが、ハルカの気の強さにタクヤが辟易してしまった。
「虎みてぇな女だよ。」
そうタクヤは笑い、寸でのところで僕たちの関係は崩れずに済んだのだった。
美容師のハルカは同性の知り合いが多く、美味しい話もよく持ちかけてくる。
要は、出会いを求め、僕達は互いを媒体としている、そんなところかもしれない。