僕とみつばち



ピピピピピ…。
僕の携帯が鳴った。
メールだ。



from:ハルカ

なにやってんのー?
またどうせタクヤとばっかり遊んでんでしょ!
週末呑もーぜー!



ハルカは僕の女友達だ。互いに異性として意識したことはなく、また、何となく意識してはいけないような気もしていた。
美人で勝ち気な彼女は、恋多き女でもあった。
現に、タクヤともそういった関係になりかけもしたが、ハルカの気の強さにタクヤが辟易してしまった。



「虎みてぇな女だよ。」



そうタクヤは笑い、寸でのところで僕たちの関係は崩れずに済んだのだった。



美容師のハルカは同性の知り合いが多く、美味しい話もよく持ちかけてくる。



要は、出会いを求め、僕達は互いを媒体としている、そんなところかもしれない。



< 5 / 55 >

この作品をシェア

pagetop