★ イケメン嫌いな私 ★
葉月さんと買い物をしていると、




「おい!」



いきなり腕を掴まれた。



キャー!痴漢?



「葉瑠俺だ。」



華月がいた。



何で華月がいるの?



私が嫌そうな顔をすると、「朝は悪かったな。」



ふーん、あんた謝る事知ってるんだ。



「おい、人が謝ってるのに何か言えよ。」



これって謝ってるって言える。



「何で謝るのに上から目線なの?」



華月が私を見て、「おまえ生意気可愛くない。」



「可愛くなくて結構、華月何しに来たの? 」



「ああ、兄貴が買い物して帰るってメールくれたから、

俺欲しいものがあって来たんだよ。」



私が押していたカートを勝手に取り上げた。



もう何処へ行くのよ、私野菜見てるのに。



「華月勝手に行かないでよ。」



「おう、悪かった葉瑠何買うの? 」



ふーん、優しく言えるんだ。



華月がいきなり私の鼻を摘む。



いたーい何すんのよ。



「葉瑠ってガキたなって思ってさ。」



はぁ!



ガキだから鼻摘むのか!



このバカたれが!






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