★ イケメン嫌いな私 ★
次の日俺たちはここから少し離れた、高台にあり葉瑠の両親が眠る墓に行く事にした。




みんなで手を合わせる。




そして葉瑠が話し出した。



「パパ、ママ私高藤家で幸せに暮らしてるから安心して、


それと私の話し聞いてくれるかな?


私パパの血受け継いでいるみたいだけど、


歌を歌い続けたいとは思わないの。


歌は趣味でいい。


でも絵の勉強はしたいんだ。


たけど左目の視力がかなり落ちているから、


渡部先生のどこで視力回復の手術受けてみようと思う。


でも回復出来なくても絵だけは続けたい。


ママ、私の夢は普通のお嫁さんななる事なのね。


私ママがいつも家にいなくて寂しかったから、


自分の子供にはそんな思いをさせたくないの。


ママの夢叶えてあげられなくてごめんね。」




お墓の前で涙を流しながら話す葉瑠を抱き締めてやりたかった。



俺が近寄る前に華月が葉瑠を抱き締めた。



「葉瑠、葉瑠はもう一人じゃないからな。


俺も葉月も親父もいるんだからな。


もう泣くなよ葉瑠。」







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