Turquoise Blue Ⅲ 〜好きな人の名前〜
スタジオに入った
でもまず皆、花岡さんに質問攻め
「ドラムのシノです!
バンドやるのは初めて?!」
「うん!
周りにバンドやってる人いないし
キッカケが何もなくてー
だから楽器の事とか…
あんまりよく知らなくて」
「だから専門行ったんだし
”知らない事は恥じゃない
聞こうとしない傲慢さが恥なのだ!”
この言葉を、貴女に贈ろう!」
「うん!頑張るっ!」
「キーボードのユリで〜す!
ねえねえヒカルちゃん
コスメなに使ってるの?!
基礎とか知りた〜い!」
「DMCの石鹸で顔洗ってー
後はAnaAqaの化粧水とか?」
「Anaいいよね〜?!」
「うんうん!!
ちょっと高いけど、あれ使ったら
他の使えな〜い」
「そうそう!わかる〜!」
「花岡さん、好物なに?!」
「肉!!にくにくにく!!」
「やっぱり肉だよね?!」
「でもユカちゃん
男の子に聞かれた時は
”え〜 パスタとか〜”って
言わないと!!」
「い、言わないとダメ?!」
皆、大爆笑
「んじゃ、そろそろ練習しよっか
このままだとうちら
また朝まで喋ってるパターンだよ」
「うあ!!もう一時間も過ぎてる!」
「やば〜い
もったいないかも〜!!」
「それで今日は
いつもの感じじゃなくて
この曲、やろうと思うの」
「”長沢愛”?」
「あ〜
私アイちゃんスキかも〜」
「ヒカルも好きだって言うから
それでスコア、買って来たの」
「なるなる!りょ〜か〜い!」
「あ…貴子ちゃん!
あ、あたしは
何したらいいかな?!」
「真ん中に
後はやるから」
「う、うん!」
皆、急いで準備
チューニングマシンの
ビーって音
バスドラと、スネアを叩く
シノが椅子の位置、直してる姿
そしてやっぱりユリちゃんが
清水ミチヨの『じゃわわ〜』真似して
かなり真剣になってた皆が
また爆笑復活してしまった