彼氏はヤクザ。

連絡先。




「そろそろ、離してくれ」




「す、すいません…」






私は手を慌てて離した。



するとその手で新川 有羅は胸ポケットからペンを取り出す。





「手、貸せ」




私は手を新川 有羅に差し出した。



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