シングルマザー
もうこの二台は
香奈の特等席だった
この日もギリギリに 学校に着いた


私は教室に入るなり
「あんたまた先輩と来たでしょ?」

「えっ!何で分かるの!!」

「そりゃあんな満面の笑みで教室入ってくれば誰だって分かるよ!」

やっぱり大親友だ
愛理は 私の事は何でも見抜いてしまう

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