―不可能な共存―
別離
待っても待っても少女の元に南條からの連絡はなかった。



少女が南條が死んだと知ったのは、少女たちが『ギルティー』に行った2日後だった。



ニュースでも学校の全校集会などでもなく、それを少女に知らせたのは少女の母親、藤嶺キョウカであった。



「南條先生が岩佐木に殺られた」



キョウカは怒りに満ちた口調で少女に言った。



「はぁ?」



真夜中に叩き起こされ、突然そんな事を言われても、少女の思考回路はうまく働かなかった。



「だから!南條先生が死んだの!殺されたの!」


「どういう事?」



やっと動き出した少女の頭には様々な事が浮かび上がった。



南條が死んだ?



岩佐木に殺られた?



ドウシテ…?
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