―不可能な共存―
カラスを校庭の隅っこに埋めていると、胸が苦しくなった。



あたしを困らせる為に、誰かの手によって殺されたなんの罪もない動物達に申し訳ないという気持ちのせいだ。



一体自分は誰に何をしたのだろう…



とにかく、あたしは絶対に犯人を見つけないといけないと思った。



命をなくしたうさぎやカラスの為に。



2つの命を奪ったという事を反省させなければならない。



償わせなければならない。



最近の子供たちや一部の大人は命の重さというものをわかっていない。



平気で子犬を殴ったり蹴ったり…



平気で子猫を殺したり…



平気で我が子を手にかけたり…



あたしは昔身近な人間を何人も失った。



理由は様々だが、とにかく死んだ…



だから、あたしは命の重さを知ってるよ。



誰かが死ねば、誰かが悲しい。


その事をみんなにわかってほしい。
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