キスに恋して…最終章
涙も止まり、最高の気分


私は良平の用意したチケットをバックに入れた


お互い何も言わなくても温かい空気が流れる


一言


『好き』って言えたら


言ってくれたら


でも話すキッカケもタイミングもわからない


このまま静かに時間だけが流れていった


良平の隣が心地よい


「どっか行くか?」


良平が話しかけてくる


行きたいところなんてない


このまま良平と一緒にいれたら…それだけでイイ


あまり欲張ると、無くなった時のショックが大きくて、きっと立ち直れない





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