キスに恋して…最終章

覚えててくれた

運転をしながら良平が口を開く


「一度に色んなトコに行くのはもったいねえから、また今度、一緒に色んなトコ…行かね?」


「うん…また今度…行こう」


これは良平なりの告白?


でも、付き合おうって言葉がないから、私達は友達のままなんだよね


「そういえば、楓、そろそろ誕生日だな!何が欲しいか決めとけよ」


「え?プレゼントくれるの?」


「いらねえ?」


「いる!」


誕生日…覚えててくれた






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