全てがキミだった
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「池内、またおまえ先生に怒られてんのかよ」

「悪い?わたし、体育なんて出来ないんだもん」

「開き直ってるし」

「それより、公平だって怪我してんじゃん、膝。
小学生みたいにすりむいちゃってさ。
実は運動音痴なんじゃないの?」

「は?おまえ喧嘩売ってんのかよ。
もとはと言えば、これはおまえが悪いんだろ?」

「はぁ?わたしが何したって言うのよ」

「池内のドジさに巻き込まれたんだよ」

「なんで、いつもわたしのせいなのよっ!!」


「こらーっ!!
おまえら、授業サボってなにやってんだー」

「げ、やっべ。池内逃げるぞ」

「え?ちょ、待って」


「こら、待たんかー?
また、おまえらにプール掃除させるからなー!!」


「「えぇぇぇぇぇぇ!!」」


「もう、勘弁しれくれよ……」




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