【完】アップルパイ。~先生ト不良少女ノ恋~
「どうしよう大ちゃん!!拓海の体が凄く冷たいの!!」
あたしは大ちゃんの方へ振り向いた
振り向いた先には歩美と美香もいた
「拓海…!!拓海!!!」
あたしは冷たい拓海の体を揺さぶり続けた
「いい加減にしろ愛!!!!」
大ちゃんはそう怒鳴りあたしの方へと歩いてきた
「大ちゃん?」
「何度言わせるんだよ!!拓海は…拓海は死んだんだよ!!」
大ちゃんはそう言うとあたしを抱きしめた
みんな、みんな、泣いていた
「愛…頼むから分かってくれよ…」
その声と共に桜とお母さんが近寄った
「先輩…あたしがいます…」
「あたし達もいるよ!」
美香と歩美も大粒の涙をこぼしていた
「愛ちゃん…そんな顔してたら拓海に怒られるわよ」
「大ちゃん。桜。歩美。美香。お母さん…」
「愛。お前には俺達がいる。拓海の代わりにもお前を見守り続けるから…」
「ありがとう…大ちゃん。」
あたしは満面の笑みで笑いかけた
ねぇ拓海。
あたしはあたしが思ってた以上に愛されてたみたいだよ。