女子高生漫画家ノ恋愛



って、あれ?


あれに見えるは…史奈と鞠那??



来てくれたんだ……



史奈と鞠那の所までノー・ミスで頑張った。



「来てくれてありがとう」



にこって笑ったら鞠那が大げさに眉に皺をよせた。


「なんかみゆきじゃないみたい。」



「……そぅ??」




「うん、いつもより落ち着いてる。借りてきた仔猫、みたい。」


史奈が鞠那のセリフにくすっ、と笑う。



ああ、よかった



いつも通り。



変わらない2人で居てくれてる。



「ありがとうね。」



気づいたら、口に出していた。
< 78 / 106 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop