【詩集】キミの肩越しに見えた景色
心の叫び

気づけば、小さく膝を抱えて座っていた

体育館の隅っこに

みんなは、所狭しと走り回る


「そこどけ!」と叫びながら走り回る。


時には、人の足を踏みながら

時には、人の心の領域を犯しながら


「そこどけ!そこどけ!」と走り回る。





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