俺様(王子)彼氏の危ない罰ゲーム!?(逆ハー気味)
「引っかかってくれた、お礼にサイン書いてあげるね?」



そう言って裕は、私から紙とペンを奪った。



“裕”



と紙に書く。



名字なんて名前だろう?裕って……



少しだけ気になった。
だけど、チャラ男だからきっと教えてはくれないだろう。もし、好きだと言えば、多分私の前から居なくなる。



ゲームと同じで、落とすまでつきまとって告白したら、あっさり捨てるに違いない。



チャラ男のイメージは、私の中ではこんな感じだった。



「ありがとう……」



「静留ちゃんの為ならバンバン書くよ?」



「……さてと、帰らないと」



私は、裕を無視して公園を後にしたのだった。




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