Cherising!!〜Special〜

自分でも驚いてる。

あんな場面を見せられたのに、なんでこんなに冷静なんだ。


…楓は心を選んだ。

選んだんだ。


「郁、待って」

「え?」

いつの間にか、僕は知らない場所まできていた。

どこかのパチンコ屋の駐車場らしい。

振り向いたら早紀は息をきらしていた。

「ごめん」

「…」

僕はまた前を向く。


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