Cherising!!〜Special〜

「すっげぇ待ってた?」

「ううん。さっき来たばっかり」

「そうか…」

楓も昼間と違う、少し温かい格好だったから、俺は心底ホッとした。

「心…」

「ん?」

「あの… あのね…」

楓の瞳が、俺を真っすぐ見つめていた。


あ。


俺はそこで思い出したんだ。

今夜は。

楓の返事を聞くことを。


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