緑ノ刹那
木の陰から、バルドが出てきた。
『バレていたか』
『さっき気づいたけどね』
目線で、話せと語る。
バルドは頷いて、フィリアに近寄った。
『お前は、本当に神なのか?』
『……少し、違うわね。
私は――何て言うのかしら、神の代理人?ってところね。
本当の神は、此の世にはいない。
私は彼に創られて、此のセカイを支える一柱。
そして、私の様な存在は、私を含めて5人。
一つの国に一人ずつ、そういうモノはいる。
だから、私達は"王"と呼ばれている。
私の場合は、木々を操るから"緑王"という』
バルドは顎に手を当てて考え込んだ。
『お前達の決まり事は何となくわかった。
――お前は、クレイ王の、妃なのか?』
フィリアが目を見開いた。
『バレていたか』
『さっき気づいたけどね』
目線で、話せと語る。
バルドは頷いて、フィリアに近寄った。
『お前は、本当に神なのか?』
『……少し、違うわね。
私は――何て言うのかしら、神の代理人?ってところね。
本当の神は、此の世にはいない。
私は彼に創られて、此のセカイを支える一柱。
そして、私の様な存在は、私を含めて5人。
一つの国に一人ずつ、そういうモノはいる。
だから、私達は"王"と呼ばれている。
私の場合は、木々を操るから"緑王"という』
バルドは顎に手を当てて考え込んだ。
『お前達の決まり事は何となくわかった。
――お前は、クレイ王の、妃なのか?』
フィリアが目を見開いた。