S・63
はじめに
自己紹介をしたいと思う。
昭和最後の年63年生まれ。
性別は女。
携帯を握りしめこのような小説を書く為に文字を打ち込んでいる理由。
それは昔からの憧れであるさくらももこ先生のように、私が今まで見てきたもの、感じた事を伝えたいからだ。
古い思い出は日に日に忘れていってしまう。
しかし、自分では忘れているつもりでも古く埃がかった思い出の引き出しをあければ、それは懐かしさと共に溢れ出してくるものだ。
自分では思い出の引き出しの置き場を忘れてしまっていても、ほんのちょっとした理由でそれは突然ひらき、とくとくと溢れ出てくる。
大切な事を忘れてしまった現代の方々にこの小説を読んでもらい、大切な事やあの頃の気持ちをしまいこんだ思い出の引き出しの場所を思い出して、溢れる思い出と共に私の経験してきた事に共感してくれたら嬉しいと思う。
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