君の笑顔の傍に居させて

「涼さん」
「自主練するんだろう? 体育館空いたぞっ!」


彼女が微かに俺を呼んだが、その声はその男の言葉に掻き消された。



ああ、ダメ……気になる。



「今、行くー!」


彼女が立ってその男に答えた。


そっか、もう行くんだ……仕方ないよな。



でも。

これだけは確認しておこう。

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