俺・・・死んじゃった!?

思い出最終旅行

俺は自分の目を疑った。

「おっさん・・・なんてすごい着地なんだ!!」


おっさんが地面に垂直に突き刺さっていた。


頭だけ突っ込んでいた。

また時折、体をくねらせ一生懸命、頭を出そうとしている。


「だーハッハッハぁ!バカじゃん!アホじゃん!なにが見事な着地だよ!おっさんミサイルじゃん!」


突き刺さったおっさんを見ていて、笑いが止まらなかった。

俺は今までの恨みを晴らすかのように、おっさんを数分放置することにした。
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