もしも僕に。
第二章

温度



季節は春を迎えた。
今は3月。

もうすぐで卒業だ。

私は今週、N大学の試験を受ける。

それなり有名な大学だ。

南桜を好きだと気付いてから、結構たつのに会話はゼロ。

ていうか最近見てない。


「はぁ…」

自然に出る溜め息。


会いたいな…。




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