桜の下の恋心〜2〜

LoveLove

家に帰ってきて今日の事を思い出しすごくニヤける。
今日裕に買ってもらったクマのストラップをケータイにつけそれを眺める。
「ふふっ」
思わず独りで笑ってしまう。


その時。
着信音が鳴り響いた。
ディスプレイには裕の名前が表示されている。
「裕…だよね?」
「うん。俺だよ」
「どうしたの?」

「無性に咲の声が聞きたくなった。」
裕の言葉に顔が熱くなる。
「さっき会ったばっかりじゃん!」
「うん…でも急に咲きの声が聞きたくなったんだ。」
「……裕は私の事がそんなに好きなんだぁ」
私がからかって裕に言う。
「うんそうだよ…そのくらい好き…大好きだから。」
裕の真剣そうな声に
「冗談で言ったのに本当に答えてくれると思わなかったぁ。」
そう言ってみる。
「冗談か…。でも今言った気持は本当の本当だからな!」

「うん!私も同じ位裕が好き。」

「俺、咲の事…一生愛し続ける自信あるから。」

「…ありがとう。私も裕を一生愛し続ける。」

「あぁ。」

「これからもずっとラブラブでいようねっ!」

「あぁ。また明日な!」

「うん!バイバイッ!」

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