心の病
働き始めても

家に帰ると

落ち着かなくて

カッターを持っては

腕に傷をつけてた


母が吸ってたタバコを

取って来て

熱いタバコを

何度も何度も

手に押し付けた


不思議と

熱さは感じず

落ち着いてる自分が居た



この時に

もし病院へ行ってたら

治っていたかもしれない病気



双極性障害(躁うつ病)


私は自分が

病気であることすら

気が付かなかった



私はただ

母に優しくして欲しかった


いつしか私の癖を見て

姉が言った


「指の爪を噛む子は

親の愛情が足りない」


私には

その癖が未だにある

止めようと思っても

止めることが出来ない癖





< 2 / 7 >

この作品をシェア

pagetop