人形遊び
†第3章†
翌日俺は取り調べを始めた。
でも俺には確信があった。
あの時の少年・・・
名は“ケイト”
住所も手に入れた。
M「此処か・・・」
1つの大きな家に着いた。
コンコンコンッ
ここの家には呼び鈴が無い。
M「誰か居ませんか?」
クスクスクスッ
微かに聞える笑い声。
M「おい?居るのか“ケイト”」
また扉を叩き名前を呼ぶ。
すると笑い声が止まった。
すると声が聞えた。
K「ジェシファニー…“ケイト”って誰?」
誰かと話している様だ。
M「おい?ここを開けてくれ」
K「バイバイ…」
奴はそう言った。
すると扉から気配が消えた。
M「―――――ッ」
俺は成す術無く去っていった。
それから毎日俺は奴の元へ行った。
行くと聞える悲しいオルゴールの音。
行くと聞えるケイトと誰かの話し声。
ジェシファニーと言うのはおそらくあの人形だろう。
ケイトの会話の相手はジェシファニー。
訳が分からなかった。
きっと彼は精神病なのだろう・・・
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