永遠の片想い

 何でマナをバイトに誘ってしまったんだろう…。あの時の後悔がおしおせてくる。




 『間もなく、扉が閉まります。ご注意下さい。』

 とうとう、電車が出発する時間となった。

 「じゃぁ。ソラまた来週バイトで」

 大翔君が一歩後ろにさがると、扉が閉まった。

 電車はゆっくりと動き出す。

 大翔君は私が見えなくなるまで、手を振ってくれた。

 段々小さくなる駅のホーム。それと比例するかの様に、私の目からは、涙が溢れだした。

 
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