永遠の片想い

 すると、マナは電話の向こうで、クスクス笑っていた。


 「ねぇソラ。男の子がみんな、同じじゃないよ。きっと大丈夫!!」


 突然聞こえて来た真剣なマナの声。


 「うん。分かってる。有難う。もう、電話切るね。お休み」


 「ソラお休み。」

 私達は電話を切った。


 携帯をその辺に置いて、私はベッドの上に仰向けになって、今日の出来事を振り返っていたら、本当に『大』て、書いてマサて読むのか疑問になった。


 ガバッとベッドから起き上がり、机に向かう。
< 56 / 207 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop