アキバ特捜部!? 犬インフルぱにっく
「いや、例えば、店に誰か来たとか、

 どんな話をしたとか」

ミキは、ナツが怯えているのに気づいて、

少し口調を和らげた

「……ぇと、たしか、

 ぁの日はヒマしてましたが……。

 そだ、早退する前に

 ェレムさんが来てくれたですョ」

ミキはヨースケに鋭い視線を投げた。

「……それで、なんかクラクラしてて、

 ぁンまり思ぃ出せませんが……。

 そですね、カゼのハナシをして、

 ぇと、それから……」

ナツは暫く考えていた。

ヨースケとミキは何も言わず、

ナツを待った。
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