失恋   〜でも恋しい気持ちは失えない〜
明日から夏休みだ。北海道の夏休みは短いと言われているが大学に限ってはあまり関係がない。噂ではうちの大学は日本一夏休みが長いらしい。
            「なあ、今日4講でる?3講は休講になったからもう今から夏休みでいいんでない?」
と高田。

「そうでやんすね、アンディと優希も今日サークルないんでしょ?だったらもう帰って夜の合コンに備えて昼寝でもしようでやんす。」
「俺、今日はなんまら張り切っていくから!」

と意気込む安藤だがいつも酒を呑みすぎてアホみたく酔っぱらってからみづらくなるから大抵俺らに強制的にタクシーに乗せられ家に送られている。

「ワリィ、俺今日パスだわ。」

「おい優希、お前最近パス多いな。7並べだったらもうアウトだぞ!」

だからなんなんだ高田よ。

「まさか、彼女ができたんでやんすか?」

「うん、まあね。」
            「まじで?!」
            「『やんすは?』」
            「それどころじゃないよ!」
            「冗談だよ。バイトなんだわ。」
「もうびっくりさせないでほしいでやんす。」








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