嘘で隠された現実(リアル)
「俺は練習してもいいが、腹が減って、長時間の練習に耐えられる自信がない」


「一番に賛成した瞬輝先輩がそれで、どうするんですか…」


「あ、それならあたしが何か買ってくるよ。瞬輝くんは何が良い?」


「アイス。食べやすいモナカが良い」


「‥えっと、皆は?」


「適当で良いわよ?」


「判った」

私は、即座に頷いた。


皆の好きなものは、大体把握しているつもりだ。
< 266 / 331 >

この作品をシェア

pagetop