嘘で隠された現実(リアル)

最後は…

「お疲れ様!!」


「おー天音っち!どうだった?今夜のライブ」


「すっごく良かったよ」


言葉だけで感動を表現するのは難しくて、私は大げさなくらいに両手を動かした。

それを見た彗ちゃんが、「大げさだな」と言って笑う。

それでも彗ちゃんは、私の目には、凄く嬉しそうに映って見えた。


「今日のライブは、完璧だったね」


「私が完璧なのは、いつものことでしょ?」

星はそう言って、私だけに微笑んだ。

「まぁ、他は知らないけど…」
< 298 / 331 >

この作品をシェア

pagetop