ツツジのつぼみ
つつじの種
「・・・つまんない。」


私は今、東京の田舎町にある自宅内の自室でノンビリしている。


自分が寝転ぶ周りには漫画が沢山転がっている。


実は私、現実にあきちゃいました。


毎日学校行って帰って寝ての繰り返しが嫌で嫌で。


でも嫌だからって学校行かないわけにも行かないし・・・。


そんな気持ちで毎日を過ごしていた。


あ、別に死にたいわけじゃないよ?


何か何時もと違う事が起きないかなぁって


ゴロゴロしながら待ってるの。


友達曰く、私は可愛いから彼氏の1人や2人作れって言うけど


あまりそういう恋愛に興味ないし関心すらない。


上手く行くか行かないかの危ない架け橋は渡らず回避。


そうしてる間に関心も何もなくなっちゃった。


「あ~暇ぁ・・・。」


今日も何時もみたいにベットでゴロゴロ。


暇で暇でしょうがない。


土曜日だけど遊ぶ相手もいないし。


「そうだ!純の家に行こう!」


純(じゅん)とは幼なじみの男友達。


あいつの家はこの町に古くからあって、


倉庫とかたまにみさせてもらうと面白いものがたっくさん出てきて、


スリル満点の宝探し!!


だから今日も純の家に行こうと決めた。
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