薔薇色アリス




可笑しい、絶対可笑しいわ


と呟きながらゴミの入った袋を持ちながら歩く様は、僅かながら不気味だ。






ドサッ


たどり着いたゴミ捨て場に袋を投げ、来た道を辿って教室まで帰った。









「はぁー…来週の掃除当番やりたくなーい」



「お疲れ様ーありす」



「本当だよ、優ちゃん」
< 3 / 42 >

この作品をシェア

pagetop