キミは生意気な年下王子!?



『よろしく。』


「よろしく。」




いくらこんな状況でも挨拶はするよ?



「ん。」


『は?なにこの手。アメ欲しいの?残念だけど「あんたバカじゃん?」


『……わざとですよっだっ!!』


「さっさとしてよね。」



手ぇ繋げばいいんでしょ~!?デートだからねぇ~!?



「はい撮影開始っ!!」



カメラマンさん達の声と共に撮影が始まった。



そのとき、ふわり。と握られた手。



「行こっか。」



次に見た明の顔は、アキラの顔だった。



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