SEVEN‐GUARDIANS



“汝は何を求めるか?”


再び同じ問いをかけられ、はっと頭に浮かんだ答えが口を突いて飛び出した。

「私は!
私は城の外に出たい…!」

“……ここに戻れなくなってもか?”

一瞬の間の後の問いに、ミーアは口籠もる。

そんなこと考えていなかった。

城の外に出たからといって何をする?その後は?などと考えていなかった。

ここには必ず帰ってこられると思っていた。

思い込んでいた。

確証なんてないのに…。

“汝は街に出れば、新たな決意をする。

───ここに戻ることもなくなるような、だ。”

「あなたには…私の何が見えているの…。」

“それは教えられない。

が、汝の行く末は見えている。

だから忠告に来たのだ。”

───忠告

ミーアはぶるっと身震いした。

自分の行く末にいったい何があるのか…

わざわざ伝えねばならぬ程の事が待ち受けているのか…

そう思うと少し怖くなった。

だが、尚更ミーアには興味がわいていた。




< 15 / 15 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

ご主人様は我儘あたし様サマ
煉蒔/著

総文字数/23,703

コメディ140ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
あたしは 『小宮山高校』 の特別科に入学した、 藤崎友里(フジサキユウリ)。 小等部から [パートナー制度] があったけど、 あたしはそんなもん頼ってこなかった。 だけど勝手にパートナーを決められちゃって…… 「この、バカ執事…!」 ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ ご主人様は俺様サマの続編です! 前作を読まなくとも、読めると思います。 よかったらどうぞ♪
シュガーレスコーヒー
煉蒔/著

総文字数/1,985

恋愛(学園)10ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
あなたが飲むコーヒーは 砂糖をひとつまみだけ入れた 私には苦いコーヒー。
煉蒔のつぶやき帳
煉蒔/著

総文字数/32,997

その他122ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
思いついたときにただ書くだけのつまらないものです。 それでも見てくれる心優しい方。 感謝します。 感想ノートには ・疑問 ・こんなお話書いて! ・普通に御感想 等々 書いてくださればお返事いたします

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop