繋いだ手を離さない~二章
紅聖が心配して部屋に来た


「…すぐ行きます」

紅聖の声で瑠衣が立ち上がろうとしたが

(グイッ)


怜哉が後ろから抱きしめた


「瑠衣…嫌だ…」


「怜哉?」


「俺のそばに居て」

怜哉の甘い声に瑠衣は驚いたが、こんな怜哉を可愛いと思い振り向いて抱きしめた
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