繋いだ手を離さない~二章
「瑠衣、無事で良かった。まだ顔色悪いな」


真弥は瑠衣を優しく見つめて頭を撫でた

「お兄ちゃん、話したいことがある…」

「待って。先に話させて」


テーブルをはさんで瑠衣と紅聖が座り、前に真弥が座った


真弥は鞄から書類を出した
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