繋いだ手を離さない~二章
「瑠衣ちゃん、初めまして、城堂司です理由は紅聖に聞きましたよ。よく決心したね」


優しく見つめる紅聖の父親を見て緊張感が緩み涙が溢れてしまった


「…ごめんなさい」

「いえ、私を父親だと思って何でも言ってね。それでここに呼んだのは、連絡があったから瑠衣ちゃんの答え聞こうと思ってね」
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