呟き【詩集】
愛情の果て
僕はママに
目を抜かれたよ

汚い物を
見せたく無いんだって

僕は平気
見えなくなっても
愛されてるから

平気



次は
耳を焼かれたよ

汚い言葉を
聞かせたく無いんだって

僕は平気
聞こえなくても
愛されてるから

平気



それから
腕を切り付けられた
シンケイも切られて
僕の腕は動かなくなった

汚い物を
触らせたく無いって


でも平気
ちゃんと愛されてるから

平気なんだ



僕は足も動かない

一人でどっかに
行ってしまわない様に


でも
平気なんだよ

僕は愛されてるから

ねぇ。

そうでショ?


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