呟き【詩集】
匂い


記憶の底に微かに漂う
赤い匂い

僕の記憶の中の君と一緒にあって

甘ったるく、脳の裏側に纏りつく

君を思い出す度に吐き気がするよ


赤い匂いの記憶に蝕まれて
どうしようもなく頭が痛い


目が回る


君を僕の記憶から追い出したいのに

匂いの記憶が
いつだって

何度も何度も






君を忘れさせてくれないんだ

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