ミッション・イン・ヘル
「まず、敵の部隊の規模だが…


こちらの内部情報が敵に流れているとすれば少人数で攻めてくることはありえない!


しかし大部隊を送ることもできない!」



ハサン「ここは国内の基地ですから、表だって大部隊を送れば国際問題になります!」



「それだけではないな、私のこの地下王国において、大部隊は機動力を発揮できんのだ。」


ハサン「2〜30人規模の精鋭部隊といったところでしょうか…」


「妥当な数だ…。

侵入経路はどうだ?」


ハサン「おそらく、この通気口から侵入し、落盤で閉じかけた坑道を採削しながら本坑にくるものかと…」


「うむ、現実的な方法だな。

だがこの廃坑は…常に落盤が起きている。


この本坑以外は危険すぎて、まず通行は不可能だろう」


ハサン「ではこの通路の警備を厳重にしておきます」


「うむ!」


どこの犬かはわからんが、楽しみではないか!


いつでもくるがいい!


< 10 / 27 >

この作品をシェア

pagetop