流れ星に願いを 〜戦国遊戯2〜
「どうだった!?」

少しだけ肩で息をして、額に汗を浮かべながら、幸村は幸姫に聞く。

「うん!すごくかっこよかった!」

「そうかそうか!」

顔が緩みっぱなしの幸村に、佐助が呆れたような表情で息をついた。
そして幸姫を自分の方へと引き寄せる。

「ちょっと幸姫様。あんまし言うと調子にのるんでほどほどにしといた方がいいっすよ」

ぼそっとつぶやく佐助に、幸村はむっとした表情で睨みつけてくる。

「こら、また幸姫に余計なことを吹き込んではおらんだろうな!」

「いいえぇ~」

2人のやり取りが面白くて、思わずふきだす幸姫。その様子を見て、幸村は少しだけほっとしたような表情になる。

「さぁ、祭りの続きを楽しもう」

そう言って差し出された幸村の手を、幸姫は軽く握った。

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