H・O・L・D UP!
昭がとっさに入口の鍵を開けるとほぼ同時に。
バタン
「警察だっ!」
入口だけでなく裏口からも、銃を構えた刑事達が突入して来た。
男は挟み込まれる形になり、激しく抵抗はしたものの、あっけなく取り押さえられた。
「真輝っ、昭君っ! 大丈夫かっ?!」
高橋警部が2人に駆け寄った。
「親父さんっ、救急車っ! 早くっ!」
真輝はいつも高橋警部の事を『親父さん』と呼んでいた。
高橋警部は真輝が手で止血している怪我人に気付き、近くに居た部下に連絡するよう伝えた。