恋ゲージ0%
─キーンコーン…


「あ」


高2になって35回目の遅刻…


反省文…(泣)


と悲しみながらとぼとぼ
教室へ向かった。


「速水、今日朝会終わったら裏職員室
 来い」


美人ながら超スパルタの須藤先生が
しわを寄せて言った。


「はいぃ…」


あーあ、髪の毛ぐしゃぐしゃだし…

と顔をぽり、と掻いた。


───…



そして朝会が終わり、悪夢の時間…。






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