恋の行方

やっと

今日は大晦日。

クリスマスから祐輔は

眠ったままの状態。

毎日病室に行っている。

「祐輔おはよう。

今日は大晦日だよ。

明日から年が変わるね。」と

祐輔に呼びかけている。

けど家に帰れば泣いて

過ごしてしまう。

何度か祐輔のベッドで

寝ている。

それでも涙が止まらない。

一体私の涙はいつになったら

枯れるのだろうと

思ってしまう

私は祐輔の手を握って

「早く目が覚めないと

私どっかに行くぞ。」と

言ったときだった。

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