恋の行方
「3年生になったから

進学を希望しているけど

何処を狙うの?恭子は?」と

俺は知りたかった。

「何処でもいいよ。

典子はどうするの?」

「健二と同じ大学に

進学するんだ。だって

離れたくないからね。」と

典子の言った言葉に

恭子は笑っていた。

「典子は甘えただから

俺と一緒の大学しか嫌だと

駄々をこねるから。」と

健二は嬉しそうに

話す姿を見て俺は恭子に

本当の気持ちを伝えるべきと

考えた。

それで喧嘩をして別れる

ことになっても仕方ない。
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