恋の行方

不器用2

奇妙な同居生活が
始まってもうすぐ
夏休みに入るある日の事

「実は2人で旅行に
行こうと思っている。
まあ新婚旅行だ。」
とオヤジが言った。

籍は入れていないが
実質夫婦みたいなものだ。

「夏休みだしあなた達を
連れて行くのも。」と
叔母さんが言った。

「いってらしゃい」

恭子が言った途端

「ご飯は?誰が作るの?」と
言ってきた。

俺はオヤジが遅い時は
俺がほとんど作って
いたので心配は無かった。
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